トリートメントの正しい選び方|ダメージレベル別に徹底解説
「トリートメントを変えても手触りが良くならない」「しっとりするけど重くてベタつく」「サロン帰りみたいなツヤが続かない」
——トリートメント選びは、種類が多すぎて迷ってしまいますよね。
でも実は、失敗の原因は“商品が悪い”よりも「ダメージレベルに合っていない」「成分の役割を知らずに選んでいる」ことがほとんどです。髪の傷み方によって、必要なのは保湿なのか補修なのか、はたまたコーティングなのかが変わります。
この記事では、ダメージレベル別に最適なトリートメントの選び方を、成分の考え方から具体的な使い分けまで総まとめします。
市販のコスパ重視や、カラー・パーマ後の選び方も紹介するので、あなたの髪に合う一本が見つかるはずです。
まず知っておきたい|トリートメントは「髪を治す」より「整える」
髪は肌と違って、自力で修復する力がありません。
だからトリートメントの役割は、壊れた髪を完全に元通りにするというより、
・足りないものを補う(補修・保湿)
・表面を守る(摩擦や熱からガード)
・手触りと見た目を整える(まとまり・ツヤ)
この3つで“扱いやすい状態”に戻すことです。
ここを理解すると、「トリートメントで治らない…」と落ち込むより、
「今の髪に必要な機能はどれ?」と冷静に選べるようになります。
トリートメントの種類|インバスとアウトバスで役割が違う
トリートメントには大きく2種類あります。
・インバス(洗い流す):内部補修・保湿を入れつつ、表面も整える
・アウトバス(洗い流さない):熱・摩擦から守る、仕上がりをキープする
インバスだけ頑張っても、乾かす前に何もつけないと摩擦と熱で台無しになりやすいです。
逆にアウトバスだけでごまかすと、内部がスカスカで絡まりが止まらないことも。
「今の悩み」はどちらの不足か、まず切り分けていきましょう。
ダメージレベル別|あなたの髪はどの段階?
トリートメント選びで一番大事なのが、自分のダメージ段階の把握です。ここを外すと、どれだけ評判の良い商品でもハマりません。
レベル1 軽度:パサつくけど、ツヤはまだ残っている
・乾燥しやすい
・朝は広がるけど、濡らすと戻る
・引っかかりは少なめ
この段階は、補修よりも「保湿」と「扱い方の見直し」で変わりやすいです。
・保湿重視のトリートメント
・軽めのアウトバス(ミルクやミスト)
・ドライヤー前の摩擦対策
レベル2 中度:絡まり・ゴワつきが目立つ
・手ぐしが通りにくい
・毛先がまとまらない
・ツヤが落ちて見える
・カラーの色落ちが早い
この段階は、保湿だけでは足りず「補修成分」が必要になりやすいです。
具体的にどんな成分が補修に効くのかは、
ダメージ補修に効く成分(ケラチン・CMCなど)比較
で整理すると、選ぶ軸がぶれなくなります。
レベル3 重度:枝毛・切れ毛、チリつきが出る
・毛先が裂ける、切れる
・濡れるとゴムみたいに伸びる
・乾かしてもザラつく
・アイロンを当てないと整わない
この段階は「集中補修」と「ダメージを増やす習慣を止める」ことが必須です。
・補修成分が濃い集中マスクを週1〜2回
・アウトバスは熱保護を最優先
・高温アイロンを控え、摩擦を徹底的に減らす
重度は、トリートメントだけで何とかしようとすると迷子になりやすいので、成分の役割を理解して“必要な機能を重ねる”のがコツです。
補修成分の考え方|「しっとり=補修」ではない
トリートメントを選ぶとき、よくある勘違いが「しっとりする=ダメージが治っている」と思ってしまうこと。
実際は、しっとり感はコーティングでも作れます。
ダメージ毛に必要な機能は、ざっくりこの3つです。
・内部の補修:髪の芯を支える材料を補う
・脂質の補い:うるおいを保持し、柔らかさを出す
・表面保護:摩擦を減らし、ツヤを作る
この中で「自分は何が足りないか」を知ると、買うべきトリートメントが絞れます。
成分の比較で理解したい人は、
ダメージ補修に効く成分(ケラチン・CMCなど)比較
を軸にすると分かりやすいです。
市販トリートメントでも十分?コスパ重視の選び方
「高いのじゃないと意味ない?」と不安になる人も多いですが、結論としては、合う設計なら市販でも十分戦えます。大事なのは価格より“続けられること”。
市販で失敗しにくい選び方は、
・ダメージレベルに合う補修・保湿の設計
・香りや質感だけで選ばない
・自分の髪質(細毛・猫っ毛など)に重すぎないか確認
・アウトバスもセットで考える
「コスパが良くて、使い続けやすい市販トリートメント」を厳選した枝記事が、
市販トリートメントのコスパが良いものを厳選
です。お財布と相談しながら続けたい人は、ここから探すのが現実的です。
カラー・パーマ後は“いつもと同じ”だと崩れやすい
カラーやパーマの後は、髪の内部バランスが変わり、乾燥や絡まりが一気に出やすくなります。ここで普段と同じケアをすると、
・色落ちが早くなる
・パーマがダレやすい
・ゴワつきが増える
・枝毛が進みやすい
という悪循環に入ることも。
この時期は「補修」と「保護」を優先しつつ、洗浄力や摩擦も見直すのがポイントです。
カラー・パーマ後の最適解を整理したのが、
カラー・パーマ後に最適なトリートメント選び
なので、施術直後の人は必ず一度チェックしておくと安心です。
効果を上げる使い方|同じトリートメントでも結果が変わる
トリートメントは、使い方で効果が大きく変わります。良い商品を買っても、ここが雑だと「効かない」と感じやすいです。
インバストリートメントの基本
・シャンプー後、髪の水気を軽く切る
・中間〜毛先中心につける(頭皮にはつけない)
・毛束を握ってなじませる
・目の粗いコームでムラをなくす
・置き時間は推奨範囲内で
・流しすぎない(ヌルつきは落とし、手触りは残す)
アウトバストリートメントの基本
・タオルドライ後、乾かす前につける
・量は少なめから、足りなければ追加
・根元ではなく中間〜毛先
・ドライヤーは根元から、最後に冷風
アウトバスは“熱と摩擦から守る保険”なので、乾かす前に必ず入れるだけで枝毛・切れ毛予防になります。
よくあるQ&A|トリートメント迷子を抜けるために
しっとりするのに、すぐパサつくのはなぜ?
可能性は2つです。
・表面はコーティングできても、内部がスカスカで保てない
・アウトバスを入れていないため、乾かす工程で水分が逃げる
この場合は、補修成分の見直しと、乾かす前のアウトバスが鍵になります。
重いトリートメントでベタつく人はどうする?
髪が細い・猫っ毛の人は、補修より「重さ」で潰れてしまうことがあります。
・軽い質感の補修タイプを選ぶ
・量を減らし、毛先だけにつける
・アウトバスもオイルよりミルクやミストにする
このように“塗り分け”と“軽さ”で改善しやすいです。
トリートメントを変えるべきタイミングは?
次のサインが出たら見直しどきです。
・絡まりが増えた
・指通りが急に悪くなった
・ツヤがなく、毛先が硬い
・カラーやパーマ後に一気にパサついた
髪の状態は季節や施術で変わるので、固定せずに“季節とダメージで選び直す”のが正解です。
まとめ|トリートメントは「ダメージレベル×成分」で選ぶと失敗しない
トリートメント選びの正解は、人気ランキングではなく「今の髪に必要な機能を、成分で選べるかどうか」です。
今日から意識したいのは、
・ダメージレベルを把握して、必要なケアを絞る
・しっとり感だけで判断せず、補修・保湿・保護を分けて考える
・市販でも“合う設計”なら十分。続けられることが大切
・カラー・パーマ後は専用の考え方で守る
・使い方を整えて、同じアイテムでも効果を引き上げる
さらに深掘りするなら、
ダメージ補修に効く成分(ケラチン・CMCなど)比較
市販トリートメントのコスパが良いものを厳選
カラー・パーマ後に最適なトリートメント選び
を組み合わせて、あなたの髪に合う“トリートメント設計図”を作ってみてください。
髪は、正しいものを正しい順番で使うと必ず変わります。焦らず、でも確実に。触るたびに気分が上がる手触りを一緒に取り戻していきましょう。

